京急線「戸部駅」または相鉄線「西横浜駅」より徒歩約10分。藤棚商店街の中ほどの路地にある『シネマノヴェチェント』。
2015年2月にオープンした小さな映画館です。
“ノヴェチェント”は、ベルナルド・ベルトリッチ監督の映画のタイトルから名づけられました。イタリア語で“900”を意味し、転じて“1900年”もしくは“20世紀”をあらわします。光と影の偉大な物語たちを生みだした、まさに映画の世紀である20世紀への思いが、その名前には込められています。
二階へとあがる階段には、上映作品のポスターや、古今東西の映画の名場面・俳優・監督のブロマイドがいっぱい!わくわくと胸の高鳴る、素敵な空間です!
待合席には、トラットリアが併設されています!
ビール・サワー・ホッピー・日本酒・ソフトドリンク(1時間呑み放題)と、一通りのお酒と軽食がそろい、何とすべてワンコインでご提供!映画を観たあとに、ゆっくりとお客様同士で感想を語り合うことができます。
「映画とは、鏡のようなもの」と支配人の箕輪さんはおっしゃいます。
「映画を観たあと、自分のなかで消化し、それを吐きだすというところまでで、“映画を観る”という一連の行為が完結すると思うんですね。人と話すことで、自分自身の趣味嗜好や人生観が炙りだされてくる。見方も磨かれていく。映画を通して、自分自身が見えてくる。何より、映画の話をしながらお酒を飲むと美味しいですから」
駄菓子の取り放題もあります!一皿に乗る分はどんなに盛ってもOK(一商品につき、三つまで)!こちらもワンコイン500円です♪
「客席数は28席。日本でいちばん小さな映画館です」と箕輪さん。
話題の最新作から、古今東西の名作の上映、日本未公開作品の紹介、若手監督の作品の紹介、トークショーの開催など、刺激に満ちたラインナップでお届けしています。
ほぼ毎週末、映画監督や俳優をお招きして開催するトークショーなどのイベントは、大勢の映画ファンに知ってほしい貴重な機会。終演後にはトラットリアで、ゲストを囲んでの懇親会もあります。作品創作の裏話やエピソード、映画にかける思いなど、実作者のお話を窺えるチャンスです!
デジタル全盛の時代ですが、当館ではフィルムにこだわり、映写機でスクリーンに投影。ああ、なんと美しい映写機……。
「デジタルは映像がクリアにはなりますが、それによって失われるものも多いのではないでしょうか。すべてがクリアになり、のっぺりと均された世界ではなく、カメラマン・音楽家・役者のそれぞれの個性が編みだす、奥行きのある豊かな世界こそ映画だと考えています。偶発的な要素も大切にしながら、職人が誘発する“光と影の世界”……フィルムの持つファジーさにこだわって、映画を上映したいと思うんです」
小学校の頃から映画好きだったという箕輪さん。当館の立ち上げにあたり「どうしてもやりたいもの」は、自分がかつて観た、埋もれた名作の上映でした。映画ファンの間で語り継がれるカルト的な人気の作品など、いくつかの日本未公開作品を当館で配給しています。日本で、ここでしか上映されない映画があります。
映画への愛にあふれる“日本でいちばん小さな映画館”。
古き良き映画の香りを確かに感じることのできる劇場です。ぜひお気軽にご来場くださいね!
※価格は全て税込
シネマノヴェチェント
045-548-8712
横浜市西区中央2-1-8 岩崎ビル2F (地図)
上映作品によって変動あり(基本初回の15分前開館)
定休日 なし
駐車場 なし
HP http://cinema1900.wix.com/home/
※記事は2015年12月時点のものです。
【ショップ優待カード】特典
ポイントカードいつでも2倍 ※注文時にカードを提示下さい |